『蜘蛛巣城』

蜘蛛巣城』1957年日本(アマプラのページだと1961年になってる)

黒澤明の映画。舞台『蜘蛛巣城』を見てからの流れ。舞台版が非常によくできている脚本であるのがわかったと同時に舞台版でそんなに長々といるか? となった演出が演じる百姓のシーンがなかった。いや現代版なら必要かもしれないけど、難しいな。逆に舞台版で小田倉や国丸の動機をしっかり描いたのはよかったように思うけど、映画版の完成度が高すぎるので、映画を先に見ていたら蛇足に思えたかもしれない。ラストの矢のシーン本当にすごいけど、本当に射っていたとしって黒澤こわい、となった。もちろん三船もこわい。しかし一番怖いのは山田五十鈴です。本当にこわい。

配信で見たのだけど音があんまりよくなかったので、ちょっと聞き取りにくかったな。そういうもんじゃろか。

映画100本見るよ~を始めたときに黒澤も全部見ろとも言われていたので、それはそれとして1本クリアです。