鉢がでかい 6/13

マスク生活をするようになって早1年、確信を持ったことがひとつある。それは私の頭の鉢がでかいということである。顔がでかいともいう。いや、帽子において薄々気がついてはいたのだが、自分の頭というか顔がでかいなんてことに気づきたくなかった。

なんとなく買った女性用のマスクは絶対にきつい。そもそも私の身長は165センチである。女性の平均よりはやや高い。つまり女性用ってたぶん体の小さい人用ということなのだが、なんで表示が女性用なんじゃい。身長の平均値で顔のサイズも提示してくれよ、というお気持ちである。とはいえ、普通サイズの不織布マスクだと顔を覆う面積がまあまあ広範囲になるので、顔がでかいわけではないのか? でも紐はちょっときつい……なぜだ……となっていた最中、並行して老化による視力低下から生まれて初めてちゃんとメガネを作ることになり、調整してもらったら、メガネのつるはちょっと長め、そして左耳より右耳の位置が下、顔の大きさ(幅)というよりは顔の中心から耳までの距離、つまり横顔が平均値よりちょっと長いということが発覚。なるほど、やっぱり頭がでかい。普通のサングラスや眼科でまだ安い老眼鏡でいいよって言われて使ってたのがなんとなくきつかったのはこれかー! となった。

そして帽子も案外ワンサイズのものがほとんどなので、サイズのある帽子の大きいやつ買ったらまあこれが快適でびっくりしちゃったわよ。

そんな世界の割に、顔サイズオーダーマスクとかないので不思議だな。3サイズくらいでなんとかなるし調整しろってことかな。スポーツ選手とかオーダーマスク作ってるのかな。

しかし人生で初めて真面目にマスクとメガネにつきあうことになった結果、私の耳の後ろの限界が近い。さらには冬は大丈夫だったけど、暑くなり始めて汗をかくようになり、不織布マスクはカユカユが発生するようになった。去年は慣れてないだけかと思ったんだけどなあ。つらい。