年寄りの私 6/11

いやー歳取ったな、と思うことがあった。毎日大体歳取ったな、とは思ってるんですけど、若い人と接してそう思うことがあった。しかし若さ故の勢いというものは絶対あるし、大事だと思う。そういう意味で若い人には絶対叶わない。だって私も若かったことがあるからわかるんですよ。そしてあの時まわりにいた大人たちのことを思う。失礼ですいませんでした! という気持ちにもなる。しかしこうなると、自分ができることってなんだろうなー。幸いにしてなんとか現役で制作の仕事をさせていただいている。となるともう経験と蓄積された知識で勝負するしかなく、同時にそれらは若い人が絶対に叶わないものだ。

いやーこんなこと言ってるの本当に年寄りだと思うんですけどね。会社も作ったし、同時に若手育成をしていかねばならないという気持ちも強く、ここ1-2年はそれを考えて動いているつもりなんだけど、おせっかいババアみたいになることも多く、うるせーばーさんだな、と俯瞰している私がそう告げる。しかしそれはただの事実であり、そもそも彼らの親世代だから当たり前である。私より年上の人に怒られそうだけど。

とはいえ自分の親世代を見ていて不安になることもあるので、どうかまわりの若者たちはなんかあったら私を止めて欲しい。変な服装はあんまり止めなくていいです。でも化粧に関しては止めてください。やばい言動についても止めてください。若者じゃなくてもいいからなんかあったら誰か私を止めてくれ。

いやこれ世代に限った話じゃなくて、単純に世界に蔓延る陰謀論をぼんやり見ていてほんとこわくなっちゃったんですよね。いつそっち側に堕ちるかわかんなくて。でも陰謀論側から見ると私って騙されてる人なわけだし。これ去年も同じようなこと書いてる気がするな。陰謀論そのものより、陰謀論に堕ちてしまった自分を想像して怖くなる。はやく遺伝子書き換えて5Gを受信できる体になりたい。やな世の中だよ。