えいとはんどれっどらい 6/10

ここ数日更新しているカテゴリタグeight hundred lieってなんだと聞かれたので答えると、昔やってたblogのタイトルです。いや今も残ってますけど。正しくはhundredsな気もしますがそのまま読んでもらえればそのままの意味です。そんな英語はありませんが。そんでさらに1エントリが短いのはなんでだって、これはネタばらしみたいなものですが、1エントリ大体800文字で構成されています。だから大阪シリーズ(?)とか3回にわかれているわけです。

しかしこの文字数制限というもの、WEB時代になってから割と軽視されているスキルなんですよね。Twitterの文字数制限以外みんなあまり意識しないものになってしまったので、WEB出身のライターさんが、ほかの媒体に寄稿することになったときに1番困るのが多分このスキルなんじゃないかと思っています。WEBって長さ制限が基本的にない。書こうと思えばいくらでも長く書ける。一方で雑誌などの紙媒体って大体文字数が決まっているわけです。もちろんある程度は図版によって増減可能ですが、世の中にはかっちりきっちりレイアウトと文字数が決まっているものがある。ゲームシナリオも同じです。一画面に表示される文字数が決まっていることが多い。それに対応する文字数で書くというのは案外スキルがいる。映像脚本なら尺(時間の長さ)に合わせて脚本を書くことが求められる。その感覚を身につけるのってやっぱり訓練するしかないんですよね。そして媒体や対象によってその感覚は異なってくる。

というわけで訓練としての800字制限を自分に課しています。そういや昔「というわけで」って使うなって怒られたな。配信系番組でもよく聞くよね、この言葉。便利だもんね。

そういやこないだ倍速でアニメを見るなんて話がありましたが、情報として映像を見るかエンタメとして映像を見るかの違いだなあなんて私は思います。