オーサカ大阪大坂(2)(6/7)

昨日のエントリの続きです。

そんな講義をやってきておかげさまで(コロナ禍でなかなか行けてもないし今後少子高齢化の中どうなるかはわからないが)なんとか契約を続けさせてもらっており、講義アンケートに「東京の人だけど大阪のおばちゃんみたい」と書かれ「褒められてるんだか貶されてるんだか全然わからない!」となりながら、とはいえ生徒たちの東京苦手意識をどうにか改善したいとありがたくも楽しくやってきた3年目、私の中で空前のお笑いブームである。

根がおたくなので、リアタイの録画を消費しつつ、大阪のローカル番組やらなんやらを掘る(ネット配信ありがとう!)中で気がついたのは、関西の若者の東京への苦手意識は多分半分以上おまえらのせいだ!! 大阪芸人!! というものであった。

芸人の東京進出について、見取り図の東京進出からとてもわかりやすく解説してくれていたnoteがあったので貼っておく(見取り図、東京行っちゃうの?:https://note.com/sampaniyon/n/n5210e838baf3)が、大阪ローカル番組でお笑い芸人たちは「東京進出」についてよく語る。なんなら東京の番組でも語るし、今その只中にいる見取り図なんてネット記事にもなっているレベルである。過去に進出してきた芸人たちも、東京進出の成功や失敗、東京の怖さを語る。こんなん語られたら東京むちゃくちゃこわいところになるに決まってる。いや、わかるよ。わかる。生まれ育った街を捨てて、新しいところに行くのは怖い。東京進出の悲喜交交、そして中央のメディアとエンタメの恐ろしさが大阪ローカルでおもしろおかしく語られて、東京はこわい街ってなって、大阪が1番やな、てなるのはわかる! わかるけどさー! 少なくとも私の教えている君たちは芸人じゃないし、いや広義の意味で芸人だとは思うが、東京進出をするタイプのお笑い芸人ではないし、初めから全国と世界が相手だからな、覚悟しろ。

いやしかし大阪難しいなあ。(続きます→https://happy-hour.hatenablog.com/entry/2021/06/08/005816