今生きるということ

 再開した劇場での感染が報じられる中、舞台をふたつほど観た。多分この先もできる限り観る。しかし私が感染していたらどうなるのだろう。今の東京で感染はおそらくそれほど珍しいことではない。どれだけ努力してもきっとかかるときはかかる。そういう世界で生きている。だからこそ努力をするべきで、本当はやっぱり外出すべきではないのかもしれない。身動きの取れない世界の中で、どうするのが正解なのか答えは出ない。

 人と接触するということについても、改めて考えている。そして私を含めいろんな人が少し抗鬱症状にあって、それは世界がしんどいということに他ならないのだろう。これで生殖や繁殖でもしていればまた思いは違うかもしれない。ゆるやかな希死念慮。あえて生殖や繁殖という言葉を使っています。

 気候もつらいけど、とりあえず生きていこう。働こう。考えよう。