とりあえず1ヶ月

とりあえず1ヶ月粛々と更新してみた。

1ヶ月の間に1回だけアクセスが爆発し、通常の100倍くらいのアクセスがあったが、他は大体フェミ系の話題がちょっとアクセスが多くなるな、程度で自分の文章の話題になり方としては体感に合っている。その後別にアクセスが激しく増えるわけでもない。ちなみにTwitterも半年に1回くらい爆発することがあるので、体感は同じだ。とはいえアクセスの爆発は狙ってできるものでもないので、あまり考えない方がよさそうな気がする。そのアクセスがちょっと増えるフェミ系の話題は書いてて結構難しいな、と思うことも多い。

ルーチンとしては前夜布団の中で書いて翌朝8時の予約更新、その後目覚めてからTwitterとFBに手動で共有する。共有を忘れると普通にアクセスは落ちるのでなるほどな、となる。共有時間も関係ありそうだが、とりあえずはあんまり考えていない。

あと800字縛りが普通につらいので、やっぱり訓練になるなあとは思う。でも普段はやらなくてもいいかなー。

しかしギックリ腰以降脳もスッキリしないくて困ったなあ、という感じ。屈むのが面倒なので部屋が散らかっているが、だいぶ腰は楽になってきたのでみんな気をつけてほしい。一時歯を磨くのも顔を洗うのもうまくできないくらいでした。痛みは人をダメにする。あと予防のためにストレッチちゃんとして。体幹鍛えて! 痩せて!

これで今年が半分終わったかと思うとびっくりするが、こうして日々は過ぎていく。

どうか健やかにお過ごしください。

2020年観劇すべて

2021年前半の観劇をまとめていたら、2020年を忘れていたことに気づいたのでまとめとく。抜けがある気がする。

1月

2月

3月

4-6月

  • なし

7月

8月

10月

11月

12月

例年よりありえないほど控えめというか、休止期間はともかく、再開後も中止や万が一自分が行けなかったらと思うとチケットを取る手が鈍ってしまった記憶。

時期もあって東京バレエ団モーリス・ベジャール振付『M』がとにかく素晴らしくて泣いた。あと舞台PSYCHO-PASSが冒頭「舞台を中止にする」と係員がステージ上に出てくる演出だったの一生怒ると思う。一生怒る演出ということは正解なのかもしれないが、隣のお姉さん本当に声をあげていたので、あの時期どういう気持ちでみんなが舞台を見に行っていたのか制作はちゃんと考えて欲しい。

チケット持ってて中止になった公演はもっとあったはずなんだけど、むしゃくしゃしてカレンダーから消しているので記録に残っているのでは下記。

本当はもっと2020のことを記録しておくべきだったんだろうな、でも気力が萎えてしまったということも覚えておきたい。

2019年観劇すべて - しあわせなじかん、とか

2018年観たものまとめ - しあわせなじかん、とか

2017年の現場まとめ - しあわせなじかん、とか

7ヶ月ぶりの大阪出張

なんと7ヶ月ぶりに大阪に出張して講師をやってきました。正式なGOサインが出たのは出張前日の月曜日、緊急事態宣言の解除日でした。もちろん前週から解除されるであろうと準備はしてました。前乗り2日間90分6本勝負です。特に1年次の授業では、初回の対面! ここで主に18歳くらいの若者に舐められたら死ぬ! くらいの気持ちで毎年緊張します。会わないとクラスの雰囲気ってわかんないしねえ。もうオンラインでは会ってるけど。でも流れでちゃんと「大阪と東京どっちに住みたいすか?」という質問を引き出せて、その上で例年の持ちネタであるところの「私の下町江戸弁と下町横浜弁ハイブリッド標準語は時にめちゃくちゃ他の地方の人はこわいらしい! だから慣れろ。これに慣れれば大半の東京人の標準語はこわくない」の話をできたのでよしとします。

ところでこの大阪に行かなかった7ヶ月で、私はお笑いハマっており、以後はじめての対面授業でした。そもそも授業はSHOW MUST GO ON!みたいな気持ちでやっているのですが、フリートークは芸人さんのおしゃべりが勉強になりますね。しかし芸人さんも3時間ひとり喋り続けるようなことってまずない。そういや昔部下の役者に授業後喉が痛いが発声方法に問題があるのではと相談したら、役者はひとりでその長さをずっと喋り続けることは基本的にありません、と答えられてしまった。あんまり座学寄りじゃないんですけど、無駄話めちゃくちゃするからなあ。楽しいけど! あと久しぶりなのとマスクのせいで声の張りもよくわからないという。マスクで表情見えないのもちと不安。

2年生のゼミクラスは私のゼミに来たかったらしいメンバーなので、実習メインですしまあまあ和気藹々でした。なんとかここからプロが旅立っていってくれるといいんですが、はてさて。

「先生7ヶ月ぶりだね!」て言われたのはなんかちょっと胸にきてしてしまったあ。

腰痛の日曜日

クシャミからギックリしてしまいトイレで用を足すのも難儀する程度に腰が痛い上に土曜日に発症してしまったので、病院にも行けず、しかし動けないほどではなく、人生がなにもかも嫌になっているところである。(前回までのあらすじ)

人は体調が悪かったりどこか痛いとネガティブになるというのはよく思うことで、変な風に攻撃的になったりするので気をつけたい。

本来なら今日は小劇場で観劇しているはずだったのだが、この腰で小劇場の椅子に座ったら二度と立ち上がれなくなる気がしたので、行くのを取りやめた。このあと他の観劇の予定もあるが、鎮痛剤を飲んでフカフカの椅子ならたぶんなんとかなるはずだ。その前にもちろん治療も受けます。

動けないので昨日から粛々と録画を消化し、10話は溜まっていた『青天に衝け』はリアタイに追いついた。そもそもオリンピック期間中休止するので、今から見ればなんとか追いつくという友人の言葉に見始めたのだが、止まらなかった。そういえばNetflixなどのドラマも一気に見がちで、よく寝不足になっている。逆に週一で見るのはあまり得意ではない。ほかに見たいドラマも映画も、読みたいマンガも小説もあったのだが、とりあえずは『青天』でおなかいっぱいである。

平岡様のこと嫌いな人いる!? ケレン味強すぎじゃない!? 死んじゃうからってかっこよすぎじゃない!? というところでケレン味について意味が合ってるか検索してしまったが、歌舞伎などにおいては褒め言葉らしいのであってる。

堤真一と草彅剛についてはいくつかのドラマ、そして二人芝居の『K2』を見ているので感慨深い。観劇後に友人と食事をしていたら店に堤さんがいらしてびっくりしたことを覚えている。しかしその三軒茶屋の店も閉店してしまった。早く観劇後に友人とゆっくりごはんを食べたい。一昨年『良い子はみんなご褒美がもらえる』でもすばらしかった。

腰が痛いので以上です。

くしゃみ注意

洗濯を干しながらくしゃみをしたら、ピキーンときてそのまま動けなくなってしまった。腰を痛めたことは人生の中で数回あるが、ぼんやり痛むパターンと今回のように突然やってくるパターンがある。この突然パターン、多分疲労が溜まっていたということだろうが、それにしたって突然である。

人生で1番初めてのピキーンパターンは、20代半ば、ホットカーペットのスイッチを切ろうとしてのことだった。いいですか、体が固いのにしゃがまずに屈むだけで床のスイッチを切ろうとしてはなりません。絶対ダメです。あの時どうやって解決したのか全然思い出せない。30代半ばもピキーンパターンがあって、当時近所だった大塚の鍼を紹介してくれた友人がいて、どこからどう見てもめちゃくちゃあやしい大塚のワンルームマンションで怯えながら施術を受け、鍼ってすげえ! となったのだった。地理感のない人は「大塚 個室 エステ マッサージ」などで検索してみましょう。いやしなくていいけど。

しかし個室的なところで異性に体を触られるって割と恐怖感があるの、わかる人とわからない人がいるでしょうな。このへん男性と女性の意識は違うんだろうな〜。いやもちろん相手はプロであるので、滅多にそんなことは起きないし、長年そこで開業してる評判の先生は絶対そんなことしないことはわかっている。でもそんなこと起こった事例も知ってるんである。これ痴漢とかほかの暴行にも似てるな。なんなら震災に備えるみたいなもんです。大抵の男性は真っ当だし、疑われるのは心外だろう。しかし世の中の恐怖やある種の憎悪や疑惑はそういう不届者のせいで発生する。憎むべきは不届者であり、怯えている人間ではないっていつもの論調にしようとしましたが、基本的には今股関節から腰が痛くて世界のこととかどうでもいいというか全部不快ですね。動けないので録画を消化していますが『青天を衝く』楽しいです。草彅慶喜最高。

結婚しなくていい(2)

1つ前から続いてます。

とはいえ、結婚しなくてもいい話と経済力の問題は大きい。そしてこの国で女性は男性より賃金が低い。

woman-type.jp

さまざまな要因があるだろうが、男女雇用機会均等法以前の時代の価値観が続いているということだ。結婚して男性が働き、女性は家庭を支える、というモデルを是としたままの格差だ。となると、専業主婦になれる程度の収入を持つ男性と結婚すれば生活の心配はない。女性は全員が単一の職業である「主婦」になれ、それが女の幸せだという社会が示している。

ついでに言うと昨日の「少子化対策は女性の就学と就労を制限しないと無理」とか言ってる人はたぶん高望みをしている女性のことを揶揄しているタイプな気がするが、実は女性はすでに制限されており、低収入なので、結婚しないと生活できない人が多い。となれば高収入の男性を望むのは当然なんである。だから逆に言うと高望みしない女性を増やすためには、女性の収入を男性と同等にする必要があるのではなかろうか。

収入さえ男性と同等なら、結婚することも結婚しないことも選ぶことができる。この選択の自由があるのとないのとでは話が全然違う。

ここまで書いてなにもかもが嫌になってしまったのだが、となると「結婚しなくてもいい」とは単純には言い切れず、現状は収入さえあれば結婚しなくてもいいという条件つきになり、頭を抱える。

結婚しなくていいって欺瞞じゃん! 私が恵まれてるから結婚しなくていいって言ってるだけだ! ちょっと収入があるから結婚しなくて済んでるんだ! あと一緒に暮らしている人がいた方がコスパ的にも緊急対応的にも絶対いいし、都会に住んでるから許される。1回結婚してるからプレッシャーも少ない。

しかしみんながちゃんと男性と同等の収入を得れば、そういう自由ができるということだ。少子化対策にだってなるよ。そして結婚なんてしたくなかったらしなくていいんだよ、ほんとだよ。自由をくれよ。

結婚しなくてもいい

この年齢になって強制的にこどもを産まない(産めない)ことなったのは気が楽だ、と書いた。ところで「結婚しなくても幸せになれる」という記事を見かけ、そりゃそうだろうと思う。結婚することが幸せという価値観よ!

しかし男女問わず「結婚はしたくないけどこどもは欲しい」と言う人はいるので、なんだろうなと考える。実は私も若い頃そう思っていたが、現実的に考えてパートナーがいない子育てはおそらく厳しいという結論になった。そもそもこどもが欲しいのはなぜ? と考えていくとよくない暗闇が広がっていそうでこわい。生物としての本能? 本当に? となる。同じことを言う男性については、おまえら妊娠出産育児どうするつもりかと聞きたい。

そもそもこどもが欲しいか欲しくないか、結婚が幸せかそうじゃないか、そんなのは人それぞれで他人が言うことではない。とはいえ人から言われると楽になる背景もあるので難しい。

ちなみに私の周りには素敵な夫婦が多く、結婚もいいものだと思う。しかしDVを受けて離婚した人間もいるので、結婚もまたいろいろだ。結婚していたことのある人間の言葉として他人行儀ですいません。これについてはそのうち。

ただし疫病や老後のことを考えるとたぶんパートナー、あるいは家族がいた方がいいんだろうな、とは思う。もちろんひとりでも生きていける社会が美しいとは思う。しかし家族やパートナーに恋愛は必要か?

そういえば見合い結婚というのは家庭内労働力と生殖のための社会的採用であって、女性の意志や権利は軽視されている。恋愛結婚の世界になっても価値観が残ったままだ。

少子化対策は女性の就学と就労を制限しないと無理」という意見を見かけたがそれはそうだろう。女性の就学と就労を制限せず少子化を改善することを目指しているのであって、それが文化的な生活というものだ。男女雇用機会均等法の改正施行からたかだか20年ちょいの世界はまだ厳しい。