自分のセクシャリティとアイドルの話

 ゲイの友人がLGBTリブに憤っていて、それはそれで筋が通っているなあとは思うのだけど、さておき彼に話したことで一定の結論を見せた自分のセクシャリティについての話を思いだした。

 私きれいでかわいいアイドルの女の子が好きなんですよ!(突然)特に中学生から高校生くらいのアイドルの女の子が好きだ。大人になる前のギリギリのこどもではない、少女としか言い様のないその時期のきれいな女の子。しかし私の好きな彼女たちはトイレに行かないのであった。トイレにも行かないので生理はないしなんなら女性器も持っていない。自分の話していることが頭おかしいと思っているし、現実にはありえないことも知っている。しかし、私の好きなアイドルの女の子はトイレには行かないのだ。なんなら乳首もない。余計な毛も生えてない。生身の人間だけど、そうなの。そうなんだよ! だって見たことないし! あの子がトイレに行くところとかそういうの! そんなわけであるから、彼女たちはセックスをしない。恋愛はするかもしれない。しかしセックスはしません! というのが私のアイドル観である。なので私が好きなのは、きれいでかわいい”アイドル”の女の子でなければならない。ただのきれいでかわいい女の子のことは別に好きではない。だって彼女たちはトイレに行くし生理もあるし女性器も持っているからだ。でも少なくともステージ上で歌い踊っている時、私の好きなアイドルの女の子はそういうものから解き放たれている。アイドルとはそういうものだと思っている。わーきもちわるーい。

 一方で男性アイドルに関してはそんなことはこれっぽっちも思っていないので、いやたまに思うけれども、女性アイドルに対する気持ちとはぶれるし、ゆがんだ性欲みたいなものもちゃんと抱いている(が自分がセックスしたいとはこれっぽっちも思わない)ので、なんなんすかね、アイドルって。

 そもそもアイドルが性的対象かどうかという問題はあって、いろんな思いをみんな抱いていると思うんですね。そういう意味でアイドルは性的対象ではないんだけれど、女の子も男の子も性的妄想の対象にはしているんだよな、わたし。「女の子アイドルはセックスしないの!」もある意味で性的妄想ですものね。そもそも性的妄想などすべて正しいし間違っているんだろうよ。

 ちなみにそのゲイの友人には「それは変形のバイよ!」って言われました。せやな。